三笘薫|選手紹介記事
ブライトンに所属する日本代表MF・三笘薫が、約2か月半ぶりに公式戦のピッチへと戻ってきた。
現地12月13日に行なわれたプレミアリーグ第16節、ブライトンはアウェーでリバプールと対戦。結果は0-2で敗れ、チームとしては連続未勝利が3試合に伸びる厳しい展開となった。
左足首の負傷から待望の復帰
この試合で大きな注目を集めたのが、左足首の負傷から復帰した三笘の存在だ。64分、ブラヤン・グルダに代わって途中出場を果たし、公式戦では第6節チェルシー戦以来となるピッチインとなった。
長期離脱明けながらも、三笘は持ち味である積極性を早速発揮する。
67分、左サイドでボールを受けた三笘は、得意のドリブルで内側へ切り込み、味方との連携からゴールキーパーとの1対1の決定機を演出した。
惜しくもこの場面でネットを揺らすことはできなかったが、限られた出場時間の中で存在感を示し、復帰を印象づけるプレーとなった。
プロフィール
| 名前 | 三笘 薫(みとま かおる) |
|---|---|
| 生年月日 | 1997年5月20日 |
| 出身地 | 神奈川県 |
| 身長/体重 | 178cm/67kg |
| ポジション | 左MF・左WB |
| 所属クラブ | ブライトン(イングランド) |
クラブキャリア
筑波大学在学中から特別指定選手として川崎フロンターレでプレーし、プロ入り後はJリーグ屈指のドリブラーとして頭角を現した。 2021年にイングランドのブライトンへ完全移籍すると、ベルギーのユニオン・サン=ジロワーズへの期限付き移籍を経て、 プレミアリーグの舞台へ本格参戦。以降はレギュラーとして定着し、世界的評価を高めている。
プレースタイルと特徴
三笘最大の武器は、1対1の局面でほぼ確実に相手を抜き去るドリブル技術だ。 独特の間合いと緩急を使った仕掛けは、世界トップレベルのDF相手でも通用する。
2022年カタールワールドカップでは、三笘薫が後半から投入される“ジョーカー”として存在感を発揮。左ウイングバックのポジションでスペイン戦などに出場し、「三笘の1mm」に象徴される攻撃的なプレーが強く印象に残っている。
一方で、この試合では守備面でも大きな貢献を見せた。相手のキーマンであるマルコ・アセンシオを粘り強く抑え込み、自由なプレーを許さなかった点は特筆すべきポイントだ。アセンシオは、2021年の東京オリンピック準決勝で延長114分に日本に決勝点を奪った因縁の相手でもあり、その存在感を封じた三笘の働きは非常に印象的だった。
日本代表での役割
日本代表では、三笘薫が左ウイングバックで起用されるケースが多く見られる。このポジションには中村敬斗も名を連ねており、タイプの異なる2人が試合ごとに起用されてきた。
中村はゴールに直結するプレーを得意とするフィニッシャータイプである一方、三笘はドリブルによる打開力に加え、守備への貢献度も高いのが特徴だ。さらに、プレミアリーグで積み重ねてきた実績を踏まえると、現時点ではスターターとして三笘にやや分がある印象も否めない。
2026年3月には、日本代表がイングランドとの親善試合を行う可能性も取り沙汰されている。右ウイングバックを含めたポジション争いの中で、三笘がどのような役割を担い、存在感を示していくのか。今後の代表戦での起用とパフォーマンスに大きな注目が集まる。
今後の展望プレミアリーグで確かな実績を積み重ねている三笘薫は、日本サッカー界を代表する選手の一人となった。 今後は得点力のさらなる向上と、ビッグマッチでの決定的な仕事が求められる。 世界の舞台でどこまで進化を遂げるのか、大きな注目が集まっている。