リバプール所属の日本代表を支える“闘将ボランチ”

プロフィール

  • 名前:遠藤 航(えんどう わたる)
  • 生年月日:1993年2月9日
  • 出身地:神奈川県横浜市戸塚区
  • 身長/体重:178cm/76kg
  • ポジション:ボランチ、センターバック
  • 所属クラブ:リバプールFC(プレミアリーグ)
  • 背番号:3番

クラブ経歴

湘南ベルマーレ時代

当時、湘南ユースの監督だった 曺 貴裁(チョウ・キジェ) の目に留まり、中学3年生で湘南ユースからオファーを受けた遠藤航。下部組織に加入した後は順調にステップアップし、そのままトップチームへ昇格、湘南ベルマーレでプロデビューを果たしました。 J2降格という苦しいシーズンも経験しながら、豊富な運動量と献身的なハードワークを武器にチームの中心選手へと成長。 2012年には19歳という若さでキャプテンに就任し、J1昇格に大きく貢献しました。

浦和レッズでのタイトル獲得

2016年、遠藤航は浦和レッズへ移籍。当時の浦和には阿部勇樹と柏木陽介という実力者がボランチとして在籍しており、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の戦術では主に3バックの一角として起用されました。 守備的ポジションでの柔軟な対応や安定感が評価され、在籍期間中には ルヴァンカップ優勝、そして AFCチャンピオンズリーグ制覇 など、アジアのビッグタイトルを獲得。 大舞台でも落ち着いてプレーできるメンタリティを身につけた、遠藤のキャリアにとって重要な時期となりました。

欧州挑戦:シント=トロイデン〜シュトゥットガルト

2018年のロシアW杯では日本代表に招集されながらも出場機会はなく、当時キャプテンを務めていた長谷部誠が大会後に代表引退を表明。遠藤航はその姿を見て、 「日本代表のボランチを担うためには、ヨーロッパで挑戦しなければならない」 と強く感じたといいます。 その決意を胸に、同年ベルギー1部シント=トロイデンへ移籍し、欧州挑戦をスタート。当初は日本との守備意識の違いに戸惑いながらも、経験を積む中で順応していきました。 さらに2019年8月13日、ブンデスリーガのシュトゥットガルトへ期限付き移籍することが発表され、後に完全移籍。 そこでのプレーが高く評価され、キャプテンを任されるまでに成長しました。 ブンデスリーガではデュエルの強さと戦術理解度の高さが際立ち、 ドイツ国内メディアから 「デュエル王」 と称されるほどの存在感を示しました。

リバプールFC加入

2023年夏、遠藤航はプレミアリーグの名門・リバプールFCへ4年契約で完全移籍。リーグ特有のハイテンポな展開や、攻守が目まぐるしく切り替わる強度の高さに慣れるまで、出場機会が限られる時期もありました。 しかし、同ポジションのアレクシス・マック・アリスターが負傷離脱したことをきっかけに出場機会をつかみ、フラム戦以降は見事にアピールに成功。 クラブ史上初となる 「13日間で5試合連続先発」 を達成し、シェフィールド・ユナイテッド戦からバーンリー戦まで 公式戦7試合連続フル出場 を記録しました。 これらの安定したパフォーマンスが高く評価され、 リバプールの12月月間MVPに選出。 さらに、EFLカップ決勝のチェルシー戦では先発フル出場し、優勝に大きく貢献しました。

2024-25シーズン、リバプールの監督がユルゲン・クロップからアルネ・スロットへ交代すると、遠藤航の出場機会は大きく減少しました。 しかし、限られたチャンスの中でも存在感を示します。 EFLカップ準々決勝のサウサンプトン戦では、チームに負傷者が多かった影響で、本来の中盤ではなく センターバック(CB)として先発起用。 ボランチの強みを活かしつつ最終ラインでゲームを組み立てるその役割は、「偽CB(偽センターバック)」として話題になりました。 さらに後半戦以降は、リードしている試合の終盤に投入されるケースが増加。 守備の締め役として試合を落ち着かせ、勝利を確実にするそのプレースタイルから、 「クローザー」 の愛称で呼ばれるようになりました。

日本代表での活躍

2015年に日本代表デビュー。その後、ロシアW杯、カタールW杯と2大会連続で ワールドカップメンバーに選出され、2022年のカタールWカップではドイツやスペインといった強豪国との激戦で勝利し中盤の要として奮闘しました。

2015年に日本代表デビューを果たした遠藤航は、その後ロシアW杯、カタールW杯と 2大会連続でワールドカップメンバーに選出 されました。 特に2022年カタールW杯では、ドイツやスペインといった強豪国を相手に歴史的勝利を収めたチームの中盤を支え、“守備の要” として奮闘しました。 また、2022年には当時キャプテンを務めていた 吉田麻也からキャプテンマークを受け継ぎ、日本代表キャプテンに就任。 ピッチ上ではハードワークだけでなく、試合中に味方へ的確に声をかけ、状況を整理し、チームを統率するリーダーシップが高く評価されています。 若手とベテランの架け橋となる存在として、現在も日本代表を精神面・戦術面の両方で支え続けています。

プレースタイル・特徴

  • 90分を通して運動量が落ちないタフさとハードワーク
  • 中盤でのボール奪取、ルーズボールへの素早い反応
  • シンプルで正確なパスワークによるゲームの安定化
  • 危険なスペースを消すポジショニングとカバーリング
  • キャプテンシーとチームを鼓舞するリーダーシップ

派手なテクニックで魅せるタイプではありませんが、 チームの土台を支える「縁の下の力持ち」として欠かせない存在です。

まとめ

湘南ベルマーレから浦和レッズ、欧州のベルギー・ドイツを経て、 ついにはリバプールと日本代表キャプテンにまで上り詰めた遠藤航。 努力と献身で階段を一段ずつ上がってきたキャリアは、多くの選手や サポーターに勇気を与えています。これからも、クラブと日本代表の 両方で中盤の要として、チームを勝利へ導くプレーが期待されています。

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芸スポナビ Online 編集長。AIを活用して芸能・スポーツ・トレンドニュースをリアルタイムでわかりやすく分析。AI視点で“今”を読むニュースメディアを運営。