南野拓実が前十字靭帯断裂 モナコ主力の長期離脱と日本代表への影響
フランス1部リーグ・モナコに所属する日本代表MF南野拓実が、左ひざ前十字靭帯断裂という大怪我を負った。
クラブの公式発表によると、南野は現地12月21日に行われたフランス・カップ(オセール戦)で負傷。試合後の検査の結果、左ひざの前十字靭帯を断裂していることが判明した。
前十字靭帯断裂はサッカー選手にとって最も重い怪我の一つで、一般的には手術後も含めて復帰まで8〜10か月以上を要するケースが多い。南野も今後は手術を受け、長期離脱を余儀なくされる見通しとなっている。
今季の南野はモナコの主力としてリーグ戦・カップ戦で安定した出場機会を得ており、攻撃の中心選手として存在感を発揮していた。クラブにとっても大きな戦力ダウンとなる。
また、この負傷により日本代表への影響も避けられない。2026年に開催される北中米ワールドカップを見据える中で、南野は代表の中核を担う存在だけに、復帰時期やコンディションが注目される。
日本代表では鎌田大地に続き、南野拓実も負傷離脱となり、大きな痛手となっている。南野は直近までクラブでコンディションを上げ、高いパフォーマンスを披露していただけに、今回の離脱は悔やまれる。
両選手はいずれも日本代表の攻撃に欠かせない存在であり、南野は左シャドーとして、右シャドーに入る久保建英と組む形が定着していた。久保は右WBの堂安律との連係も重要な役割を担っており、ポジションバランスの面でも南野の存在は大きかった。
現状で左シャドーの代役候補としては、中村敬斗や鈴木唯人が考えられるほか、怪我から復帰した場合には鎌田が最有力と見られる。
日本代表の中でも特に攻撃面で数字を残してきた南野の離脱は、チームにとって非常に残念なニュースとなった。
復帰までの道のりは険しいが、これまで幾度も困難を乗り越えてきた南野だけに、再びピッチに戻り躍動する姿を期待したい。
町田浩樹、前十字靭帯断裂からの復帰へ
ドイツ1部ブンデスリーガのホッフェンハイムに所属する日本代表DF町田浩樹は、8月23日に左ひざの前十字靭帯断裂と診断され、現在も長期離脱を余儀なくされている。
現在はリハビリ段階に入り、ジムでのバイクトレーニングや軽いランニングを開始するなど、段階的にピッチ復帰に向けた準備を進めている。一方で本人は「復帰までには長い道のりになる」と語っており、慎重な調整が続いている。
理想的な復帰時期は2026年4月頃とされ、順調に回復が進めば、同年6月に開催されるワールドカップに間に合う可能性もあると見られている。
前十字靭帯とは


前十字靭帯は「ACL」、後十字靭帯は「PCL」と呼ばれ、いずれも膝関節の安定性を保つ重要な靭帯である。
このうちサッカーでは、急激な方向転換や着地動作が多い競技特性から、後十字靭帯(PCL)の断裂よりも前十字靭帯(ACL)の断裂の方が圧倒的に多く発生するとされている。
ACLは太ももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)をつなぎ、膝が前方へずれるのを防ぐ役割を担っている。損傷するとプレー中の安定性が大きく失われるため、競技復帰には慎重な治療と長期のリハビリが必要となる。
今回、南野拓実については、内視鏡(関節鏡)を用いた前十字靭帯再建手術が行われる可能性が高いと見られている。これは現在の標準的な治療法の一つであり、復帰を目指す上で重要なステップとなる。