日本サッカー協会(JFA)は8日、技術委員会にて2025年度の「JFA Proライセンスコーチ養成講習会」修了者を発表。元日本代表DFで、現在品川CC横浜監督の槙野智章(38)氏を含む7名が新たに「JFA Proライセンス」を取得した。

このライセンスは、日本代表やJリーグの監督になるために必須とされる最上級資格。今回取得したのは以下の7名(※所属は申込時)。

氏名所属(申込み時)
槙野智章品川CC横浜監督
小川佳純サガン鳥栖コーチ
深井正樹駒澤大学コーチ
矢島卓郎川崎F U-15等々力監督
河原和寿愛媛FCコーチ
橋本英郎大阪大谷大学コーチ
増嶋竜也SHIBUYA CITY FC監督

藤枝MYFC、槙野氏を新監督に招へいへ

さらに9日には新たな動きがある。J2の藤枝MYFCが、来季の新監督として槙野智章氏を招へいすることが確実となった。近日中にクラブから正式発表される見込みだ。

藤枝は須藤大輔監督(48)が今季限りで退任し、後任選考を進めていた。その中で、代表経験があり、積極的に指導者修行を重ねてきた槙野氏に白羽の矢が立てられたという。

槙野氏は22年に現役を引退後、今年はProライセンス講習を受講し、同時に神奈川県1部リーグの品川CC横浜で監督を務め経験を積んできた。今回のライセンス取得直後にJクラブ監督就任となれば、異例のスピード昇格となる。

槙野智章氏の経歴

期間 クラブ 出場 得点
2006-2010 サンフレッチェ広島 127 20
2010-2012 1.FCケルン(ドイツ) 8 0
2012 浦和レッズ(loan) 33 6
2013-2021 浦和レッズ 280 26
2022 ヴィッセル神戸 16 1

指導者としての原点は「ミシャ」にあり

槙野智章氏のサッカー人生の原点には、恩師・ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(通称ミシャ)の存在が大きく刻まれている。

槙野氏はサンフレッチェ広島ユースからトップ昇格したが、そのときの指揮官がペトロヴィッチ監督だった。その後、ミシャ監督が浦和レッズに就任した際には、槙野氏も浦和へと移籍し、広島に続き師弟関係が継続された。

ミシャ監督は攻撃的なビルドアップ戦術を重んじ、DFにも積極的な攻撃参加や判断力を求めた。その指導は槙野氏のプレースタイル形成に大きな影響を与え、槙野氏は後に「指導者を目指すきっかけの一つはミシャ監督だった」と語っている。

今後、藤枝MYFCでどのようなスタイルを築いていくのか――その戦術背景には、指導者としてのルーツとなったミシャ流の哲学が息づいている。

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